-
ずっと、おしまいの地(著者サイン本)
¥1,650
僕が本を読むきっかけとなった本。 最初の本がこれだったから、その後も本を読み続けられたし、本が好きになったのだと思う。 言葉にできない不安があった。このままじゃいけないようなきがするけれど、なにをしたら良いかわからない気持ち。とりあえず資格勉強をして誤魔化していた。 なんとなく入った本屋の棚を眺めていて、気になったタイトルの本があった。それがこの本だった。 おしまいの地ってなんだろう。なにがおしまいなんだろう。 本を書いた人はそんな場所になにを思っているのだろう。 なにかをなんとかしたくて立ち寄った本屋さんで、僕はエッセイ本を買った。 読んでみて悩みが解決したわけではなかった。でも、この本が僕のとなりに居てくれる感覚があった。一人じゃなくなったことが良かった。 そう思える魅力がこの本にある。 著者:こだま 出版社:太田出版
-
ぼくにはこれしかなかった。
¥1,540
SOLD OUT
「きみ」と呼ばれるからいつも以上に本と向き合う。 黒い表紙にかかる赤色の帯に目を引かれた。なぜ人は好きなことを仕事にできないのか、とそこに書いてあって、僕もそれを知りたかった。 本の中には現実が広がっていて、自分と同じように仕事に悩んでいるさまが書かれていた。例えば、日曜日の夜に月曜日の朝のことを考えて憂鬱になるといったようなこととか。 いろいろな経験をした人が語り掛けてくれる。きみと呼ばれて、ぼくはぼくの頑張りを見せたいとおもった。 著者:早坂大輔 出版社:木楽舎
-
時間は存在しない
¥2,200
時間が存在しないわけがない。 そう思うけれど、どうしても内容が気になった僕は、この本を買って読んだ。簡単には理解できなかったけれど、常識が揺らぐことばかり書いていた。 たとえば、「今」ということについて考えてみる。 「今」月で起きていることを知ることってできるのだろうか…? とりあげているテーマは難しいものだとおもう。だけど、こちらに語り掛けてくるような書き方で、著者と話しているような感覚になる文章だったから、楽しく読むことができた。 そもそも時間ってなんだろう。 著者:カルロ・ロヴェッリ 翻訳:冨永星 出版社:NHK出版
-
死ぬまで生きる日記
¥2,090
SOLD OUT
「死にたい」と思ったことはないだろうか。 テストの結果が悪くて、会社に行きたくなくて、なんとなく漠然と。 どれほど本気で言葉にしているかはさておき、死にたいという単語を発したことはないだろうか。 子どものころからその感情を持っていた著者の、周りの人との対話の記録が本書である。 言葉の重さに反して、「死にたい」は頻繁に使われていると思う。 それが不思議だったからこの本を手に取った。 例えば、なんとなく死にたいと思ったとき、本当に死が迫ってきたらどうするだろう。 死にたいと思っておきながら死ぬのは怖いなんて、文章にするとわけがわからない。 僕以外の人は死にたいと思うことについてどう考えているのか確かめたくて本を開く。 著者:土門蘭 出版社:生きのびるブックス
NEWS